7月末にお引渡ししたK様邸。
1か月ほど経ってこんな感想をいただきました。
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この度は遠いところを何度も足を運んでいただき、ありがとうございました!ももさんに出会えたことで、満足のいくお家造りが出来ました。
間取りも何度も考えていただいて、、、、ありがとうございました!じっくりと向き合った結果、家事がすこぶる楽になって、自分の時間が増えました。なかなか今までは、ひょっとしたら初めて自分の為の時間ができているので、私はこれからですね。
あと、トイレにこもることがなくなりました!(笑)不思議なような、納得なような、、、
今後ともよろしくお願い致します
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K様をコーチングした時ご夫婦ともに出てきたキーワードは「一人」でした。
でもその目的は全然ちがいました。
奥様にとっては「じゃまされないこと」。そのため「トイレにこもることが多い。トイレは一人でいられる唯一の場所」
小さいお子さんのいるK様、何をしていても子供さんがついてくる、見てないといけない、いつもだれかに見られてる感覚、トイレにいれば一人でいられる。
それを踏まえて、トイレはこだわって居心地のいい空間にしないとね、と言っていたのでした。それが、「トイレにこもらなくなった」
こうなったのは理由があると思ってます。
じゃまされないことがテーマですから「じゃまされない」家事動線に徹底的にこだわりました。玄関から土間を通ってキッチン、キッチンからすぐ廊下、脱衣室の洗濯機から洗濯室をとおってすぐベランダに干してとりこんだらすぐにクローゼットにしまうことができる。「じゃまされない」家事ができて時間と気持ちにゆとりができてトイレにこもる必要がなくなった、そう思います。
ご主人の「一人」は「次にいくための考える時間」でした。子供の頃から廊下の隅のちょっとくらいところで遊んでることが好きだったそうで、今回でも家の中の一番隅に仕事部屋を設けました。そして部屋の中はほのかに暗くなる壁の色。
どんな間取りがいいですか?と考えたとき「一人になる時間がほしいです」という答えは出るかもしれません。でも、それだけではじゃまされない家事動線から得られる一人の落ち着いた時間にはならないし、家に隅っこのほの暗い部屋で一人で考える時間にはなりません。コーチングで感情を引出したからこそ、これからの住まいで得たいご自身の姿が見えてそれを叶える間取りが何かがわかったのです。
ハウジングコーチの家づくりは『なりたい自分になれる家』なんだな、って改めて想った今回の家づくりでした。