耐震改修を考えている家の設計のお手伝いをしていて
その家を見に行ってきました。
昭和56年に建てた家なので、築33年くらい。
特別立派でも広いわけでもないです。
数寄屋とか古民家とかおしゃれな和風ってわけでもないです。
この年代によくある田舎の和風住宅です。
でも、明らかに
丁寧に創られた家
という感覚が外観からも伝わってくる。
きちんと修繕されてるということもあります、外壁とか、塗装とか。
古くなってはいるんですよ、当然30年も経っていれば傷みもあるし。
おそらく腕のいい棟梁が手掛けたのだと思います。
内部の細工も丁寧に施されていて、使っている材料もきちんとしてる。
今、これと同じ仕様の家創れる大工って数少ないだろうな。
創り手も丁寧なら、住む人も丁寧なのが見て取れる。
手入れが行き届いてる。
特別おしゃれにセンスよく飾っているわけではないです。
でも、余分なものがないというかごちゃごちゃしてないというか、
建物自体も古さは感じても朽ちてない。
これは、住まい手の長年の暮らしぶりの結晶だと思う。
こういう家をみるとホントに嬉しくなる。
家を大切にしていることで、家にしっかり守られてる暮らし。
耐震改修って新築並みに費用がかかるから結局建て替えになるケースが多い。
実際にこの家も耐震改修+リフォームの費用で1軒新築できます。
でも、住む人も私たち施工する側も、この家を壊すという発想にはなりません。
それくらい、この家には大切にしたくなるオーラがあふれてる。
創り手の技と住まい手の想いが大切にしたくなる家に育てる。
ハウジングコーチと一緒なら『大切にしたくなる家』手に入りますよ。
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