よつば暮らしデザイン室

ブログ

Monthly Archives: 10月 2020

窓の外を眺める時間がありますか?

同じ間取りでも空間の豊かさを感じる家と単に実用的なありきたりな家、その違いはどこからくるのでしょう。

空間は何からできているかというと、床・壁・天井・窓です。

壁紙をどうするか、照明をどうするか、ということはどちらかというと装飾であって、その前に、空間を構成する要素をどう組み合わせて作り上げるかということで空間の豊かさは決まってきます。

建築とインテリアコーディネートの根本的な違いですね。

その中でも、窓、これをどう配置してつくるかはとても影響が大きい気がします。

ここから出入りするから掃き出し窓をつくる、ここはトイレだから小さめの窓にする、ということではなくて。

窓は、外と内を繋げるもの。

内側である空間に外をどう取り入れるか、そこから考える必要があると思います。

大きな掃き出し窓をつくっても外からの視線を隠すために一日中カーテンが閉めてあるのなら、視線が入らないところに空が見える窓をつくるとか。

外が見えるといっても隣の壁だし、っていうならば、植栽を配置して光庭をつくるとか。

特別に眺望がいい場所じゃなくても、1ヶ所くらいは空を眺める窓があると何気ない風景に目を奪われて心がほっとする時間になります。

単に、見た目のカッコよさで細長い窓にするとかじゃなくて。外がどう見えるか想像力を働かせてみましょう。

私が子供の頃の勉強机の横に南に面した窓があって。隣の家の塀が目の前だったのだけど空は見えたんですよね。空が明るいなぁと思って外を眺めるときれいな満月だったり。そうやってよく月を見てました。今でも静まり返った深夜に月を眺めるのが好きです。

豊かな空間は豊な時間をつくる。そういう時間が日常にあるだけで心が穏やかになると思います。

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物が増えにくい間取りの考え方

間取り打合せやセカンドオピニオンでよくある質問で

「この間取りで収納って足りるでしょうか、使い勝手はどうでしょうか」という質問です。

まず第一に、今のお住まいでの収納を見直してください。そもそも収納場所に使ってないものが押し込まれているのに、収納できなくてはみ出ているものがあって、「収納が足りない」って言っていたら。それこそ本末転倒です。
自分たちの暮らしにどれくらいの量の活きた物が必要か、把握することができなければ適切な収納はわかりません。活きた物ですよ。使うかどうかわからないけど溜め込んでおく物は無いという前提です。

納戸をつくりたがる人がいますが、基本的に納戸はつくらないほうがいいと私は思っています。あれを上手に使いこなせる人は相当な収納上手です。ほぼ間違いなく、使わないものを溜め込んでおくデッドスペースができてしまいます。
納戸が欲しいと言う人はたいてい、何をしまうかはわからないけどなんでもしまえる場所が欲しい、という典型的な物溜め込み派ですね。

収納の基本は使うところの近くに収納場所をつくるということです。
なので、どこで何を使うか、その量はどれくらいが適量か、それを考えて収納を決めていきます。

玄関収納・・・靴、コート、雨具、ガーデニング、アウトドア
キッチン・・・食器、調理道具、調理家電
パントリー・・・インスタント食品、乾物、缶詰、アルコール、ドリンク、水、米、お菓子
洗面脱衣・・・洗剤、タオル、化粧品、下着、
クローゼット・・・洋服、寝具、

この辺りは置き場所も決めやすく量も把握しやすいですよね。

意外と見落としなのがリビングダイニングの収納です。いわゆる日用品ってものがどれくらいあってどこに収納するのが適切なのか。

日用品って具体的に何があると思いますか?
掃除道具といっても掃除機だけじゃないですよね。クイックルワイパーのようなものとかその替えのストックとか。文房具といっても筆記用具もあればファイルのようなものも。工具も多少はあるでしょうし。ガムテープだのダフロープだの救急箱だの殺虫剤だの。冬になると使うひざ掛けとかスリッパとか。気が付いたらなんだか増えてしまう雑多なものたち。

この辺の雑多なものをどこにどう収納するか、必要以上に増やさないようにするか、けっこうポイントのような気がします。

掃除機は廊下でもいいけど、文房具や救急箱はリビングのほうがいいとか。この辺りの事情は家庭によって変わることが多い気がします。

あとは、各家庭特有の趣味のものの収納場所をトッピング的に増やす。アウトドアが趣味だとアウトドア用品が多いでしょうし、マンガ好きなら本棚が必要でしょうし、料理好きな方ならパントリーが大きいほうがいいでしょうし。

そして、どんな場合でもこれを肝に銘じてほしいということがあります。

収納場所が増えると物の量も増える、ということ。なので、安易に収納は増やさないこと。

収納は、活きてる物をしまう場所であって、物を溜め込む場所ではありません。

憧れのマイホーム、素敵なインテリア、使わない物があふれていたら台無しです。

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物が多くても素敵な部屋って?

物が少ないほうが素敵な暮らし、って思うかもしれませんが、案外とそうでもなく。

物が多くても素敵だなって感じる家もあれば、物が少なくて片付いている家でも特に素敵さを感じない家もあるんですよね。

ツイッターでエッセイストの塩谷舞さんが「ご自宅のインテリアや、気に入ってるよ〜っていうお部屋の写真をリプ欄で貼っていただけますか?」って募集しているのですが、リプ欄のインテリアが皆さん個性があって素敵なんです。

新築の家ばかりじゃなく、賃貸もあれば実家の築何十年の家ていうものもあるし、中古を買ってリノベーションしました、っていう家もあるし。

必ずしも物が少ないわけじゃないんですよね。

味があるんですよね、暮らしぶりがわかるというか、価値観がわかるというか。
住んでいる人の愛着が伝わってくる。

物が少なくても素敵に見えない家は、物を少なくすることが目的になっていてどんな価値観をもってどんな暮らしが快適か、そこが見えてない気がします。

ミニマリストに生きることが目的でおしゃれさなんて求めないというなら、それはそれでありですけど。

物は片付いてるのに素敵にならない、って感じている人は自分が好きなテイストについて考えてみては。

明るくさわやかな色がいいのか、ダークな落ち着いた色がいいのか、モダンでメリハリのあるかっこいい感じがいいのか、擦り切れたビンテージなかっこいい感じがいいのか、ナチュラルなシンプルがいいのか、モダンなシンプルがいいのか。

そこから、どんな色ならいいか、どんな形ならいいか、どんな素材感ならいいか、わかってきます。

全体のゴールが見えないと一つ一つの物は選べないですよね。

それと、こういう素敵なインテリアに見えるところに食品のパッケージとか、ノベルティの文房具とか、キャラクターとか、たぶんそういう自分のテイストじゃないものはないんですよ。

やっぱり自分の快適さを保つには、自分の好みを自分でよくわかっていること、これに尽きるなぁと思います。

あー、それにしてもこのリプ欄が素敵すぎて、保存版にしたいくらい。こういう生活感のある素敵な家が大好物です。

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