愛知・岡崎・西三河の建築士設計事務所。家づくりセカンドオピニオンは全国対応です。

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地震に強い家が欲しいなら見る目を厳しくしてください

建築士が必要になるときというのは、建物をつくる時、なのだけど。

自分が設計するときだけもってる知識を使うのじゃなくて、もっと世の中に建築の知識を伝えて一般の人を啓蒙する必要があると私は思っています。

なぜなら、一般の人たちにもっと厳しい目をもってもらいたいから、それが安全で質の高い建築物を生み出すことになると思うから。

安全で質の高い建物って当たり前なんじゃないの?って思うかもしれませんが。

残念ながらそうじゃないと思わざるをえないことが、建築業界では起こり続けてます。

少し前におきた秀光ビルドの件や、最近おきたレオパレスの件など。

ここまで明らかにマズイことじゃなくても、グレーゾーンなところ、悪くはないけど正しくもないよね、ってことはたくさんあるのではないかと思ってます。

地震に強い家がいいから耐震等級3で、っていう人は多いけど。
耐震等級3なら大丈夫なわけじゃありません。等級3なんて壁の数増やすことすればできてしまいます。

その前に間取りが重要なんです。

耐震等級計算できない営業さんや現場監督あがりの工務店の社長がつくる間取りは、これ大丈夫か?って思うものがあります。こんな間取りで「等級3とれてます!」って言わんで欲しいって思うこともあります。

知識のある人ならば、荷重のかかりかたや力の伝わり方を考えて間取りをつくります。お客様の条件やデザインや動線だけで間取りができるわけじゃありません。

できるだけ安全に質の高いものを提供したい、だけどその価値をわかってくれる人がいなければ、それを提供することはできないのです。

だから、建築に向く目を厳しくしてもらいたいって思うのです。

こだわりの家や昔ながらの家づくりをしているような小さな会社や大工さんで、大手のローコスト系住宅やハウスメーカーを「あんなのは・・・」って敵対心もって見ている人がよくいるけれど、

じゃああなたはそれに負けないように自分の良さをちゃんと多くの人に伝える努力をしてるの?って思います。

良さを見分けることを教えもしないでおいて「いいもの」を提供したって、見分けることなんてできないですよね。

建築士はそれをすべきです。

つくるときに設計してるだけじゃなくて、建築士の知識や経験はもっと役に立つはずです。

自分の仕事に直接結び付くかどうかじゃなく、建築の知識を広めるために自分の知識をもっと多くの人に伝えることをしたほうがいい。

それが回りまわって、真面目に建築を考えてる建築士の活躍の場を増やす、そう思うのです。

家づくりのセカンドオピニオンを受け付けています。見る目を養うことはあなたの暮らしを守ります。

間取りのセカンドオピニオン
おしゃれに見えるけどその間取り大丈夫?耐震等級3とれてるから安全、ではありません。必ずしも知識のある人が間取りをつくっているわけではありません。生活しやすい間取りかどうか、構造強度は大丈夫か、アドバイスします。(新しい間取りをつくることはしません)
1回2時間程度 5,000円(税込)

依頼先選びアドバイス
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2月24日 日曜 13:00~15:00
参加費 おひとり500円
場所 SHARESラグーナ蒲郡 愛知県蒲郡市 海陽町2丁目7−3
くわしくは 
コチラ 
右上のお問合せ、またはFacebookメッセンジャーでも承ります。

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