昨日行ったインテリアコーディネーター三宅利佳さんのトークライブ、
名古屋会場のゲストは岐阜県高山市の家具店、家具木の國屋の舩坂康祐さん。
「スマホで家具を買う時代!?」
家具やインテリアをとりまく市場や経済状況の分析がとてもわかりやすくて、業界向けセミナーの趣きでした。
ネットで物を買うことはめずらしくもなんともないですが、みなさんは何をネットで買いますか?
ネットでカウンター割合は、本やCD・DVDが約3割、小型家電が約2割、だそうです。
もっと多いかと思ったけど、こんなもんなんですね。
家具は1割くらい。他の品目に比べると少ないんですよね。
ネットで買う理由は「外出しないで買える」「ネットの方が安い」「商品を比較しやすい」だそうです。
私はあんまりネットショップで買わないほうです。専門書とコピー用紙、オフィス用品くらいかなー。
ネットで買うのは、すぐに実店舗で見つからない物、重い物、です。なるべくネットショップは使わないことにしてるので。
なぜなら見て確かめて買いたいからです。色とか素材感とか細部の作りとか。
でもこういう人は少数派かもしれないですね。特にこれからの若い人たちは。スマホをおもちゃにしてるんですから抵抗ないですよね。
ネットで買うなかでも、今はスマホの方が多いそうです。本とかCDだったらわかるけど、家具は画像で確かめたいからスマホで買うなんて、って私なんかは思うけど。
そもそもパソコン持ってない人も多くてスマホでなんでも済ませてしまうんですよね。HPやブログのアクセスもスマホからの方が多いですもんね、アクセス解析すると。
ネットショッピングで売上をのばしているところは、とにかく商品の情報が細かい、使ったイメージがわかるような画像が豊富、そういうことで安心して買えるような努力をしているところだそうです。
これからはネット=スマホ、って考えたほうがいいかもですね。
さて、話しは変わって。
お話ししてくださった舩坂さんは元・楽天の管理職をしていたそうで(といっても30代前半)、市場のデータを提示しての分析とかマーケティングってものをとてもわかりやすく話してくださいました。たぶんこういうことは楽天ではよくあるんでしょうね。話し慣れてるし。
こんなこと、地方の零細工務店ではまずない(笑) 目の前の実務をこなすことしか見てない。せいぜいメーカーの営業さんから市場動向を教えてもらうくらい。社長は考えてるかもしれないけど、そういうことを社内で分析して話し合うとか、まずないですね。
なんか、こういうとこで中小企業がいつまでも中小企業でしかないんだなー、って感じます。視点が違うというか、文化が違う。
楽天の「成功の5つのコンセプト」って知ってますか?よくテレビや本でも紹介されるしググるとでてきます。
これが社内のどの部屋にも書いてあるんだそうです。社員はほぼこれを諳んじてるそうです。よくこれについても話し合うそうです。
私の地域だとトヨタ関係に勤めてる人はとても多いのですが、その人たちの話を聞いていて思うのは、会社の決まり事というか徹底して社員に行き渡ってるんですよね、生産方式とか安全管理のこととかやることが当たり前っていう風潮ができてる。それが行き渡ってることがほんとにスゴイ。
行き当たりばったりで個人の能力でこなしてる中小零細企業はこういうところが弱いですね。絵に描いた餅みたいな社訓じゃなくて社員が目標にできて現場に活かせるものじゃないと。
やっぱり、目標とそのための分析と計画は大事ですね。
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