よつば暮らしデザイン室

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Monthly Archives: 1月 2021

家づくりのプロが親しい人にするアドバイスとは

あなたに仲の良い友達に家づくりのプロがいたら、ご自分の家づくりの時こんなことを聞くんじゃないでしょうか

「今度家建てるんだけどアドバイスある?」

それに対する返答がこれだったらがっかりしますか?

ツイッターで見かけたのですが、ものすごく納得してしまいました。プロがおすすめしているのに、聞いたほうからは「望んだ答え」じゃないっていうもどかしさ。

私も似たようなことこたえると思います。サッシと断熱と基礎と耐震等級3、ってこたえるかな。

このツイッターに書いてあることも、私がおススメする断熱だとか基礎だとかも、家の中身のことです。車でいったらエンジン、人間でいったら骨とか筋肉とか血行とか、料理でいったら栄養素とか。

たぶん皆さんが望む答えは、どうしたらおしゃれな家になるかとか、お得に建てられるコツとか、どういう設備がいいかとか、どこの会社がいいだとか、そういう答えなんでしょうね。

でもね、お得より使い勝手よりおしゃれ感より、安全と快適性のほうが、
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと
大事なはずです。

安全や快適性ってどこで建ててもしっかりやってくれてるんじゃないの?
って思うかもしれませんが、そうではありません、残念ながら。

耐震等級3じゃない家なんていくらでもあるし、2020年から義務化されるはずだった断熱性能でさえできない零細工務店が多いからという理由で延期になりました。住宅業界のレベルの低さを物語っています。

家づくりは、表には出てこない部分、素人ではわからない部分がたくさんあります。そういうところで家の性能は決まります。だから、性能を確保するために必要なことをこのツイッターの人は言ってるわけだけど。

プロにしかわからない部分って、作る側の裁量で決まってしまいます。わからないからお任せにしていい、ではないんです。むしろ、そこの違いで工務店なりハウスメーカーなり選ばないと、とんでもないことになります。同じ2000万なのに中身の価値がそれに見合ってないことになります。

そしてそれが一生続きます。数年で家建て変えるならいいけど。インテリアや設備は変えるけど中身は変えることはほぼ無理です。

キッチンやお風呂のグレードあげるより、サッシと断熱と構造にお金かけましょう。一生の快適性が違います。

おうち時間を心地よくする照明器具

最近はダイニングやキッチンにペンダントライトを使う方が増えてきました。照明器具も大手の器具メーカー以外でおしゃれなものがとてもたくさんあります。

その中でもペンダントライトは照明器具以外の分野の物づくりの方が手掛けた物が増えています。クラフト系のマーケットイベントに行くと木工作家さんや陶芸作家がランプシェードを売っていることも多いですね。

ペンダントライトは低い位置にあるので目に留まりやすくインテリアのアクセントなります。照明器具ひとつで部屋の雰囲気はぐっと変わります。

照明器具って新築や引っ越しで最初に取り付けたらずーっと同じものを使い続けることが多いと思いますけど、ペンダントライトを変えることで冴えない部屋からおしゃれな部屋にイメージチェンジしてみてはどうでしょう。おうち時間が増えた今、おうちに投資することは毎日の暮らしの心地よさをアップすると思います。

3RD CERAMICS

多治見にある陶芸工房です。個人作家でもなく大きなメーカーでもない「第3の陶芸」のあり方を模索してものづくりをする工房です。
このペンダントランプをインテリアショップで見つけた時まさにひと目ぼれ。陶器という固い素材なのにこのやわらかな印象。ランプの見え方も絶妙です。ナチュラルなインテリアにもビンテージなインテリアにも合いそうです。

TRACE FACE LIGHT

こちらは瀬戸にある陶芸の原型メーカーがインテリアアイテムの企画会社と共同で製作したもの。これも、陶器とは思えないニット柄がやわらかな印象を与えてくれます。

瀬戸、多治見、土岐、美濃。愛知の北、岐阜の南東。
このあたりは陶器の産地で小さな工房や個人の作家さんがほんとうに多いところです。どんどん減少していってるけど、大量生産ではない地場産業としてのものづくりが続いていって欲しいと思います。

お家で効果的な換気をするために知っておいたほうがいいこと

新型コロナウィルスの感染拡大がとまりませんね。マスク、手洗い、密をさける、などの対策をそれぞれされていると思います。室内の換気もその一つです。

換気の基本は、出口と入口を設けることです。換気扇だけガーガー回してもそれに見合った量の空気の入り口がないと効果を発揮できません。

新型コロナウィルス感染症関連特設ページ

建築基準法で決められている換気はウィルス対策ではないので、今ついている換気機能でコロナウィルスの感染対策になるわけではありません。が、家の中の空気がどう流れているかを理解すれば、どこの窓を開けると効果的な換気ができるかわかるかと思います。参考にしてください。

住宅の場合、平成12年に建築された建物以降は24時間換気が義務付けられています。これは、建材に含まれている化学物質を換気するためです。2時間に1回部屋の空気が入れ替わる風量、と法律で決められています。対象となる部屋は人が長時間過ごす部屋です。LDKとか寝室とか書斎とか。計算方法によっては建物全体を対象にしていることもあります。

多くの場合、リビング・寝室・子供部屋といった人が長時間いてきれいな空気にしたい部屋に給気口をつくります。

そこから入った空気は、トイレや洗面脱衣室など汚い空気を外に出したいところに換気扇を設けて排気します。

リビングや寝室にこういうもの↓がついていたら、それが給気口です。ファンがついているものもあればファンがないものもあります。

給気口はサッシについているものもあります。

(↑クリックするとLIXILのサイトにとびます)

これらは24時間空気が入れ替わっていることが前提です。トイレの換気扇にスイッチがあるかもしれませんが、基本的には「24時間換気」なのでスイッチは切らずに回しっぱなしであることが原則です。

この24時間換気は微風なので換気扇が回っていてもほとんど気になりません。風が動いていることも気づかないくらいです。

換気扇というと、キッチンや浴室を思い浮かべると思いますが、これは24時間換気の中に含んでいないことが多いです。常時換気機能付きのこともあります。

キッチンや浴室は常に使うというより、調理の時、お風呂にはいった後、など限定的です。それに、空気の流れとして、きれいな空気を人がいるところに外から取り入れて汚い空気の部屋=トイレに向かって流す、というのが基本なので、トイレの換気扇を24時間換気にすることが理にかなっているといえます。

さて、こういう換気扇がついてはいますが、汚れて風量が弱まったら換気能力は当然落ちます。給気口もトイレや洗面所の換気扇も定期的に掃除しましょう。汚れが付くとランプが点滅するなどお知らせ機能がついてるものもあります。なんかランプついてるなぁ、ってほかりっぱなしになってませんか?特にトイレの換気扇ってびっくりするくらいホコリがつきますよ!

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