30代40代シングルにあるあるだと思うのですが、
盆と正月は暇になる。
なぜかというと、同年代の友人知人たちが家族親戚が優先されてお出掛けするから。
こういうとき、人とのつながりについて考えてしまう。
いろんなことで人と繋がるけど、繋がることより、その縁を続けていくほうがずーーーーっと大変なのだと思う。
この時期増える、世のお嫁さんといわれる立場の人の「夫の実家の親戚付き合いが苦痛」ってやつ。
そもそも、夫の実家の親戚付き合いが楽しい、なんてことほぼ無いと思うのですが。完全アウェイな世界にひとり放り出されるわけですから。
でもね、そういうメンドクサイことをメンドクサイで終わらせたら人の縁なんてあっというまに終わってしまうのですよ。とくに、身内といわれる血縁なんてつくろうと思ってつくれるものじゃないから。それがたくさん繋がってるとしたら、それはそれは尊いものだと思うのです。
そういう縁が薄い者から見ると。
私は、縁って網目のようなものだと思っていて。
自分が「好き」で繋げる友人の縁は広がりやすいけど偏りがあって一部にしか広がっていかない。「好き」だけではない価値観で広がった目もあるからこそ私の網目は範囲も広くなるし複雑な網目となって強固になる。それが私の人生の安心感になる。
今の時代は「生きる=命を維持する」ことにそれほど困難はないけれど、ほんの数十年前まで「生きる」こと自体に必死にならなければ維持できなかったからそのために血縁を重要視することは必要なものだった。
震災や災害があると「絆」とか叫ばれるけど、それは一朝一夕にできるものではないし好き嫌いだけでできるものでもない。メンドクサイで終わらせることは簡単だけど。
なんだかんだ言って親戚とか身内ってものは優先されるのよ、一大事には。無いよりあったほうが心強く生きられると思うのです。
縁の薄い者から見た「隣の芝生が青く見える」ってやつかもしれないけど。
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