よつば暮らしデザイン室

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Category Archives: 住まいについての考え

窓の外を眺める時間がありますか?

同じ間取りでも空間の豊かさを感じる家と単に実用的なありきたりな家、その違いはどこからくるのでしょう。

空間は何からできているかというと、床・壁・天井・窓です。

壁紙をどうするか、照明をどうするか、ということはどちらかというと装飾であって、その前に、空間を構成する要素をどう組み合わせて作り上げるかということで空間の豊かさは決まってきます。

建築とインテリアコーディネートの根本的な違いですね。

その中でも、窓、これをどう配置してつくるかはとても影響が大きい気がします。

ここから出入りするから掃き出し窓をつくる、ここはトイレだから小さめの窓にする、ということではなくて。

窓は、外と内を繋げるもの。

内側である空間に外をどう取り入れるか、そこから考える必要があると思います。

大きな掃き出し窓をつくっても外からの視線を隠すために一日中カーテンが閉めてあるのなら、視線が入らないところに空が見える窓をつくるとか。

外が見えるといっても隣の壁だし、っていうならば、植栽を配置して光庭をつくるとか。

特別に眺望がいい場所じゃなくても、1ヶ所くらいは空を眺める窓があると何気ない風景に目を奪われて心がほっとする時間になります。

単に、見た目のカッコよさで細長い窓にするとかじゃなくて。外がどう見えるか想像力を働かせてみましょう。

私が子供の頃の勉強机の横に南に面した窓があって。隣の家の塀が目の前だったのだけど空は見えたんですよね。空が明るいなぁと思って外を眺めるときれいな満月だったり。そうやってよく月を見てました。今でも静まり返った深夜に月を眺めるのが好きです。

豊かな空間は豊な時間をつくる。そういう時間が日常にあるだけで心が穏やかになると思います。

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本当に豊かな暮らしって何?

前回のブログで住宅ローンの完済年齢が平均73歳って話題について書きました。


今まで頭金を溜められない人に繰り上げ返済できるの?年金もまともにもらえないのに退職金使っちゃうの?その返済計画であなたの人生大丈夫?

そんなこといってたら家が手に入らないじゃん!って思うかもしれませんが、無いお金を無理やりあることにしてまで手に入れる必要あるものって、そんなものあるんですか?

73歳までローン払うって計画に疑問も不安も持たない精神はおかしいと私は思いますけどね。30歳で年収1000万くらいの人ならいいですけど。

お金は常に等価交換だと思います。投資の知識や稼ぐ能力がレバレッジになるだけです。

「好きなものに囲まれた生活」「推しに貢ぐ」

そういうフレーズが「豊かさ」のように聞こえますが、私は違うと思います。

生涯にわたって家族が安定した生活を送ること、これが成り立つ上での「好きな物」「推し」じゃないですか?

安定なんてそんなつまらない人生!

っていう人いますけど、やるべきこともやらないで自分の好きなことに走るのはただの無責任な幼稚な人格だと思いますね。

好きなことやって成功している人は、見えないところで安定を確保する地道な何かをしているんですよ。

成功してるようにみえる人は基本的に稼ぐ能力がある人です。

好きな物が手に入る生活したいなら、それに見合った稼ぎと蓄えは必要なんじゃないですか?

今の日本人は、生涯にわたってかかる費用が昔に比べてかなり増えてると思います。物質的なレベルが全体的に上がっているから。それに対して収入はおそらく上がっていないでしょう。

国の政策うんぬんって話はあるけれど、自分のお金のなさを政策のせいにするのもちょっと違うと思います。

豊かさって何?

今の世の中は素敵に見える物や事であふれています。流行りもどんどん作られていく。

それについていこうとしたらお金なんてあっという間になくなりますよ、一般庶民は。

好きなものを集める暮らしは豊かさを招かない、そう思います。

質のいい家づくりのための予算の決め方

家づくりの情報を検索すると、あれはこうしたほうがいいだの、これがお勧めだの

あっという間に予算オーバーになりそうなことがでてきますよね。

「いいもの」を取り入れればそれなりに「いい家」にはなります。

でも、予算も限りがあるし物理的に並び立たないこともあります。

肝心なのは、どこに予算をかけてどこは予算をかけないか、最初に決めておくこと、です。

ここは外さないというベースとなる部分、余力があればやるトッピング部分、それを決めておくのです。

家づくりはだいたい以下の5項目にわかれます。

断熱・耐震・素材・デザイン・設備

この中で絶対外してほしくないのが

断熱・耐震、です。

断熱は断熱材とサッシで決まります。特にサッシが重要。まだまだアルミ樹脂複合サッシが多いのですが、ここはぜひとも樹脂サッシをおすすめします!

金額は上がります、安くはないです。でも、それだけの価値はあります。住み心地が格段にかわります。

耐震は、等級3が必須ですね。でも、耐震等級3にするためにはそれほど金額はあがりません。もし「かなり高くなりますよ」といわれたら、その会社はもともと耐震性の低い家づくりを前提にしているということで、やめたほうがいいでしょう。

素材は、自然素材かどうか、です。無垢のフローリングとかしっくいの壁とか。

これにすることで金額がかなり上がる会社もあれば、そんなに変わらない会社もあれば、最初から自然素材を前提にしている会社もあります。

デザインは、金額にどう反映されるかは会社次第ですね。素材にもかかわります。既製品ばかり使っている会社は、デザインにこだわろうとすると金額が高くなることが多いです。

既製品だけを組み合わせてつくる家は設計の手間も現場の手間もかかりません。でも、デザインにこだわると設計にも現場にも材料にも手間もお金もかかります。「パッケージプラン」がお値打ちにできているのはそういうことです。ちょっとした工夫をするには、人間の労力も材料費もかかるのです。

設備は、キッチンやお風呂やトイレですね。

私は、こここそお金をかけないことが賢い家づくりだと思います。日本の一般的な設備メーカーなら低価格ラインの製品でも十分です。どうしてもこだわりたいところがあれば1ヵ所2ヵ所こだわって。例えば、絶対タンクレストイレがいいなら洗面化粧台とユニットバスは最低ラインで。キッチンがフルオープンがいいならそれ以外は最低ラインで。

好きなものをいっぱい集める家づくりではなくて、質のいいものを選りすぐった家づくりのほうが、生活の質も上がりますよ。

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