よつば暮らしデザイン室

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家族の距離と間取りの関係

家づくりで一番時間がかかるのが間取りです。

よくある失敗が、間取りがパズルのようにあれもこれも押し込んだようになってる間取りです。

ここをもう少し広くとか、ここにも収納が欲しいとか、ここにも入口つけてとか、こちょこちょいじっている間取りは結局動きにくい間取りになっていることが多いです。

間取りはパスルではありません。機能と大きさを落とし込むのではありません。

ではどうやって考えるか。

家族同士の距離感です。

リビングでみんなが同時に集まるのか、キッチンにいながらリビングのテレビも一緒に見たいのか、ダイニングで勉強したり本読んだりするのか、こもって趣味に没頭したいのか、兄弟で同じところで勉強するのか、同じ部屋でそれぞれ自由に過ごしたいのか、そばに座って会話を楽しみたいのか、キッチンにいることを楽しみたいのか、キッチンにはできるだけいたくないのか、・・・・。

四角い部屋が並んだ間取り図を見て、ここをもうちょっとこうしてああして、って考えても答えはでません。

考えるのは、その家で暮らす人たちがどういう距離感で過ごすことがお互いにとって快適なのか、ということ。

一人になる場所が欲しい、という方は意外といらっしゃいますが、その中身は様々です。

完全に離れた部屋でみんなの声が聞こえないところ、っていう人もいれば、部屋にひとりは嫌だから近くにいるけど自分のやりたいことをやっていたい、っていう人もいれば、みんなが寝静まった時間にソファでいられればそれでいい、っていう人もいます。

家族だからといって何がら年じゅう一緒に仲良くしゃべっていることが理想なわけではありません。

それぞれが快適で気分良く暮らすための、時間と距離のやりとりが必要です。

その時間と距離を落とし込んだものが、間取りです。

そんなふうに家族の距離感を考えてつくった家が完成しました。

若夫婦と娘ちゃん、奥さんのご両親、奥さんの妹さん、という6人家族のお家です。

二世帯になるとさらに人間関係が複雑になるので間取りも様々なパターンが考えられます。

「どういうふうに過ごすの?」っていう質問を何回も何回もしたように思います。

最終的にできた間取りは「あぁやっぱりこうだよね」って全員がなんだかすんなり納得したような。

家族の数だけ家族の距離のとりかたがある、そう思います。

 

二世帯の家 完成見学会

10月27日28日 岡崎市保母町

予約制です。見学希望の方はご連絡ください。

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