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忘れられない失敗、だから・・・。

セルフマガジンのプロフィールにこんなこと書いてます。

「あるお客様とうまくいかなかず担当を替えられたた経験から・・・コーチングを学ぶ」

これを読んだかたから「これ本当?」って聞かれました。

本当です。

10年くらい前のことです。

そのお客様はご夫婦そろって情報収集が熱心なかたでした。

カタログも隅々まで読んで設備メーカーのショールームも全部周りそれぞれで数パターンの見積もりを出してもらう。ひとつのことを決めるまでに何度も検討するからなかなか先に進まない、決めたことがまた変わる・・・。そんなことの繰り返し。「こういうのどうですか」ってカタログ見せても「もう見ました」って目も合わせず言ってくる。

打合せが嫌だと思ったことはないんですけど、このお客様の打合せは気が重かった。そういえば、胃薬飲んでたな、あのころ(苦笑)

完全に、こちらが振り回されてました。

ある時もう現場がけっこう進んでる段階での打合せでまた変更を言ってきたので

「できません」って言ったんです、私が。

言った瞬間、しまった、って思いました。できません、って禁句みたいなものです。

次の日、会社行ったら営業さんに呼ばれました。「お客さんから担当変えてほしいって電話あったけど、何があった?」って。

これは何とかしないと、って思って、人の話を聞いて答えるだけではだめだな、と思って。

いろいろ調べて辿り着いたのが「コーチング」でした。

最初は単純にコミュニケーションスキルとして学ぶつもりだったんですけど、そんな単純なものではなかったですね、コーチングは。

スキルではなく、自分自身の在り方を問い続ける、そういう機会でした。

それまで自己啓発とか心理学とか全く興味なかった私には衝撃的なことばかりでした。

そこからハウジングコーチにたどりつくまでには数年かかることになるんですが。

あのお客さんに会ってなかった、どうなってたんだろう。

コーチングやってないかも?

ま、それはないと思うけど。

失敗して自分に深くきざまれたことって自分にとって重要だと思ってることなんじゃないだろうか。

仕事してれば失敗なんて大なり小なりいろいろあるわけで、ものすごく落ち込むこともあれば、ちょっとした改善で済むこともある。

大事に思ってるからこそうまくいかないと落ち込む。

そこから学ぶことは伸びしろが大きいってこと。

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