愛知・岡崎・西三河の建築士設計事務所。家づくりセカンドオピニオンは全国対応です。

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言った通りじゃなくても満足する家にする方法

住まいづくりって夢ひろがりますよね。ああしたい、こうしたいって。

想い通りの間取りを見せてもらって、素敵なデザインの提案もしてもらって、こんなお家になるんだ♪、ってできあがった見積書をみたら・・・。

えーーーー!無理ーーーー!高いーーー!

一気に現実の厳しさを見せられてトーンダウン、せっかくやる気になった住まいづくりが遠のいていく。

ってなるのを怖がって、ハウスメーカーの営業マンは最初からお客様の要望をたくさん聴き出すことを避ける傾向があります。

だからよく「それは後で考えれば大丈夫ですよ」って言って、徐々に要望を出すようにしていく。

するとどうなるか。

プランが固まって具体的になってきてやっぱりあれもこれもって要望が出てきて「もう変更は間に合いません」「金額高くなりますよ」

できたとしてもなんか強引に入れたプランになったり。

要望を全部だすと予算オーバーしちゃう、っていうのは、要望を言ったまんま実現させようとするからです。

それはいくらなんでも無理ですよ。欲しい物全てなんて予算オーバーするに決まってるし物理的に無理なこともあるし。

要望はそのまま実現するのではなく、

その要望で何を実現させたいのか、その要望の元となる理由=元々持ってる価値観、それを満たすプランやデザインを実現させればよいのです。そうすると、言ったこと全てが実現できなくても要望を満たすことができるんです。

そのためには、住まいづくりの計画の初めに要望を聴くだけでなく感情や価値観まで引き出すヒアリングが必要です。

それができるのがハウジングコーチです。ただ要望を全て聴けばいいってもんじゃないんですね。

リビングに吹抜けつくって明るくしたい、アイランドキッチンが欲しい、大きな食品庫が欲しい、っていう要望があったとします。これ全部実現したら面積も広くないとだめだし予算もかかりそうです。

何かをあきらめなきゃいけないってなるとテンションさがっちゃいますね。

ハウジングコーチの質問はこうです。

「吹抜けのあるリビングであなたはどんな気分で何して過ごしてますか?」

「アイランドキッチンではどんな気分でお料理してますか?」

「大きな食品庫があるとどんな暮らしでどんな状態になりますか?」

その回答が

「リビング吹抜け⇒空が見える⇒開放感⇒気分すっきりしてイライラしなくなる⇒笑顔が増える⇒家族の会話が増える」

「アイランドキッチン⇒見渡せる⇒家族と会話しながら⇒孤独じゃなくなる⇒気分が明るくなる⇒会話が増える」

「大きな食品庫⇒梅干しとか味噌とかつくる⇒自分で手をかける楽しさ⇒毎日の暮らしが楽しくなる⇒笑顔が増える」

どうやらこの方は明るい気分で笑顔と会話が多い家族との時間があることが重要なようですね。

必ずしもリビングに吹抜けじゃなくてもいいかもしれません。開放感が感じられる窓の大きさと配置があれば叶えられるかもしれません。

アイランドじゃなくても会話をしやすいキッチンレイアウトがあればいいかもしれません。

食品庫よりも自分でいろいろ作業する場所のほうが重要かもしれません。

こうやって優先順位と叶えたいポイントが絞れてくると要望をそのまま実現されなくても「がっかりな気分」にならないし「絶対に満足させたい価値観」を外すことがなくなります。

これが、ハウジングコーチの住まいづくりには後悔がなくなる理由なんです。

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