よつば暮らしデザイン室

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Category Archives: 家づくり・性能

寒さをがまんしなくていい家に住みたくはありませんか

今日は本当に寒かったですね。

空気が冷たくて芯から冷える、そんな感じでした。お家の中でも暖房器具付けてもなかなか暖まらないって人もいたのでは。

私の事務所も寒くて机がいつまでも冷たいんですよね。マウスを使う手が冷たい机にふれてて、もう仕事のやる気が減ります・・・。

暖房で温めた部屋はまだいいけど、トイレ行くのに廊下に出ると「寒いっ」ってぶるっと震えがきたり。

こんなふう寒いということを気にして過ごすのは、あまり快適じゃないですよね。

外が寒ければ家の中も同じように寒くなるのは、断熱性能が悪い証拠です。

冬なんだから寒くて当たり前、寒さはガマンするもの、寒ければたくさん着ればいい、という考えは今の家づくりでは間違いです。

冬でも寒さを気にしないで過ごせる家、これが今では実現可能です。

家中ほぼ同じように室温23℃を保つことができる方法があります。

高気密高断熱住宅で全館空調の家です。35坪くらいの家で14畳用のエアコン1台で十分に暖かい。

しかもその暖かさはストーブにあたっているところだけが暖かくするのとは違って、じんわりと全体が暖かい。

床暖房を使っているお家はその快適さから周りの人にも床暖房を絶賛しますけど、その快適さが家中にある、という感じでしょうか。

玄関あけた瞬間に、「はぁ~ほかほか~」って気分です。

こういう「断熱性能の良さ」って体験しないと本当にわからなくって。

エアコンだけじゃ足りなくてホットカーペットもつける、っていう家しか体験していない人に、じんわり暖かく寒さを気にしないことの快適性をいくら説明しても「そうなんだー」ぐらいの感想しか返ってきません。

一度体験してみてください。ぜんっぜん違いますから、空気の感じが。

エアコンの温風で直接的に空気を暖かくするのではなくて、輻射熱でじんわり暖かいってこういうことなのね、っていうことを感じてほしいです。

今までいかに寒さをがまんしてストレスになっていたか。

寒さはガマンするもの、寒ければたくさん着る、っていう考えは家の質を低下させてるだけです。

体験してみたい、って言う方は体験できるモデルハウスをご案内しますよ。

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日本の家はなぜ寒いのか

寒くなってきましたねー、11月になっても暖かい日が続いてたけど、確実に冬が来てるなと実感します。

私は寒いことがとにかく苦手で寒さに体が耐えられないので、寒いというだけで体も脳みそも能力が激減します。おまけに機嫌も悪くなります。お腹すいて機嫌悪くなる人いるけど、あんな感じです。

冬眠したい。これから寒さが続くなんてこの冬乗り切れるかしら、って毎年この時期思います。

 

日本の家は「夏を旨とすべし」というのは吉田兼好の徒然草ですが、この言葉だけがなんだか一人歩きしてる気がします。

そもそも、昔の人は寒さはガマンするものと考えてたと思うんです。

採暖っていいますよね、暖をとる。どういうことかというと、火鉢とかこたつとか手や足で部分的に温かさを「感じとる」のが日本の冬の対策でした。

部屋全体を温める、という発想じゃないわけです。

日本より寒さがきびしいヨーロッパでは部屋全体どころか家全体を温めようっていう発想で家づくりを考えているので、そもそもの出発点が違うなーって思います。

ようやく日本でも家全体を暖かく、という発想の家づくりになってきました。

ただ、どこまで断熱性能をたかめるか、というのは金額的なことや「そこまで暖かくしなくてもいいのでは?」という考えもあり、必ずしも家を建てる人が高断熱高気密をのぞんでるわけじゃないなーって言う気もします。

ただ、そこそこの断熱性能にすると結局ファンヒーター使ったり各部屋にエアコンつけたりして光熱費がそこそこかかり、そこそこ建築費を上乗せした割には光熱費が激減するわけじゃなく、ライフサイクルコストが安くならないってことになりかねないな、とも思います。

それと、冬のエアコンは灯油のヒーターより高くつく、と思っている人いますが、逆ですよ。コストでいったらエアコンがお得です。暖かさの感じかたが違うので好みはあるけれど。

 

 

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暑さ寒さはガマンするもの?

猛暑が続いてますね・・・、暑いのが得意でエアコンが苦手な私もさすがにエアコン無しでは眠れません。

暑ければエアコンで涼しくする。

それを当たり前に思うかもしれませんが、そもそもエアコンをつけなければいけないほど家の中が暑いことが問題なのです。

日本の住宅は欧米に比べると圧倒的に暑さ寒さに弱いです。夏暑くて冬寒い住宅です。

日本は工業製品や科学技術は先端をいくのに、建築の温熱環境については完全に後進国です。

ヨーロッパはどちらかというと寒さが厳しいので冬の寒さ対策=高断熱化が進んでます。

それだけでなく、日本ではほとんど普及していないセントラルヒーティングが多いです。セントラルヒーティングとは1か所の熱源で家全体を温めるというもの。

日本は局所冷暖房が基本です。人がいる部屋だけ冷暖房するというものが局所冷暖房。

歴史的に見ると一部屋どころか、コタツとか火鉢とか部屋を暖めるにもならないような暖房で過ごすほどです。

なんとなく日本人には根底にこの考えがあるような気がするのです。

『暑さ寒さはがまんするもの』

学校にエアコンをつけるべき、という意見に対して一部のオジサンが「昔はガマンしたものだ」「子供はガマンするものだ」などと言って非難されてるようですが。

それに近いことが住宅の世界でもおきています。

高断熱高気密住宅といわれるものがあります。CO2削減や低炭素社会の観点からも日本の住宅は制度としてどんどん高断熱化しています。20年ほど前までは北海道や東北の寒冷地の仕様が今は関東中部関西でも高断熱高気密住宅として建てられるようになっています。

高断熱高気密住宅は、暑さ寒さのストレスを感じずに家中を快適にする、というのが目標です。

それに対して、北海道並みの仕様が温暖な中部地方で必要なの?高断熱はいいけど、そんなにしなくてもいいんじゃないの?

という意見もあるのです。

特に、自然派住宅系の会社は多い気がしますね。高断熱高気密に異を唱えるのは。

断熱材で覆って機械換気することが自然とはいいがたいのかもしれません。

あとは、家の性能に対して無頓着なローコスト系とか不動産系の人たちとか。

 

私は、高断熱高気密にすることで環境負荷が減ると思っています。

暑さ寒さはその場で体感しないかぎりわからないので、暑さ寒さのストレスのない家のメリットは伝わりにくいんですよね。

一番よくないのは理屈を理解せずに時代の流れに任せて安易に採用することです。中途半端にお金がかかるわりに適切に使われないから費用対効果が悪くなる。

きちんと理屈を理解して最適に使えば環境負荷も減り人にも優しい快適な家になるはずです。